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山中十一番観音堂

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郡内三十三番観音霊場第11番札所で、郡内十一番観音といわれている
創建年代は不明だが、遅くとも江戸時代中期には建てられていたという。
古文書によると「感忍寺(かんにんじ)」とも称していたとある。観音堂は、郡内三十三番観音礼所のうちの十一番目。現在の観音堂は1982年の再建である。
郡内三十三番観音礼所巡りは、正徳4(1714)年、郡内の由緒ある観音を選び、礼所ごとに御詠歌をつくって、巡礼することから始まった。山中十一番観音堂には、「御佛(みほとけ)の舟には法(のり)の山中へ 参るこの身はうかぶなるらん」という御詠歌碑がある。

また、「諏訪神社の神様は、観音堂が嫌いだ」という話が昔から一般に知られていたため、安産祭りの神輿は観音堂の前をすばやく通過することになっているそうです。
観音堂の梵鐘は、太平洋戦争の際の供出を免れたものだそうです。
毎年10月18日に開帳される。